声優になりたい!20代30代の社会人でもなれる?専門学校や養成所は近道?

2021年2月21日

アニメや外画吹き替えは勿論ですが、TV番組でも目にすることが増えた「声優」の方々。

鬼滅の刃の快進撃は記憶に新しいですが、それ以前から声優のTV露出も増えてきてもはや便宜上使われてた芸能人・役者・声優と区分する垣根はなくなってきていますよね。

そんな大人気の"声優"ですが職業として憧れている方もとても多く、20代30代そして40代でも夢を追いかけて声優になろうと考えている方々がたくさんいらっしゃいます。

本日はそんな「声優」になりたい方に向けて声優として15年以上活動していた私の見解を書き綴っていこうと思います。

20代30代が声優になるためにまず考えること

私は15年以上声優のお仕事をしてた経験があり某声優プロダクションに所属し日俳連にも所属してました。

まぁ一般的な知名度はほとんどないですし今は畑が全く違う仕事をしてますのでここで名前を出すつもりはないのですが、最近よく知人から「声優になりたいんですけど…話聞かせてもいいですか?」と相談を受けます。

私が現役で声優をしていた時にもよくそう言った話を相談されていたのですが、ここ数年さらに頻度が上がってきましたね。

特に一旦会社に就職した20代30代の社会人の方からの相談が多くなりました。

そういった相談を受けている時に必ず話すことなのですが「声優という職業にライセンスはない」ということ。

有資格者のみがなれたりプロスポーツのように運営団体があるわけではないので(日俳連未所属の方も沢山います)、極端な話自分が声優と言い張ったら声優です。

 

まぁそんなこと聞いているんじゃないってのはわかるのですが、人それぞれ持っている"ビジョン"が違うのでこれは大事なことだと思うんですよね。

例えばプロダクションに所属して声優として売り込みをしてもらってからが声優のスタート地点と考える人もいれば、事務所に所属した上で実際にアニメやナレーションの仕事してようやく声優って名乗れると考える人もいるでしょう。

声優の仕事だけで生活できるようになってようやく声優と名乗れると考える人もいれば声優の専門学校生の時点で行ったワークショップ経験だけで声優と名乗る人もいるかもしれません。今ならYouTubeの動画にナレーションを入れる仕事なんか腐る程あるのでそういった仕事して声優と名乗る方も多いかもですね。

何が言いたいかというと漠然と声優になりたいと言われても答えようがないんですよね。

無論マネージメントをしてくれる事務所・プロダクションに所属するというのが前提にはなると思うのですが、少なくとも「大手事務所に所属してプロ声優としてアニメに出たい」とか「外画の吹き替えに出演するような声優になりたい」とかなら答えようがあるのですがただ漠然と声優になりたいってだけだとちょっと返答につまります。

 

これは私の考えですが自分がどういう仕事をしていきたいかのビジョンをある程度持った方がいいです。

 

声優事務所・俳優プロダクションはそれぞれ持っている実績が違います。

外画などの吹き替えが多いとか外画はほぼなくアニメやナレーションなど中心とか、昨今それらが薄れてきていますが少なくとも実績として存在しますので、自分のビジョンと合致した事務所に所属することをまず考えた方が良いですね。

 

無論それが叶うかはわかりませんし何らかのきっかけで考え方が変わるかもしれませんが少なくとも「入り口の選択をすることで確率を上げる」ことは可能です。

20代30代は専門学校と養成所どっちが近道?

これは当たり前の話ですが20代以上の社会人の方で声優になりたいと考えてる方は「入り口の選択肢が10代よりも少ない」ということを理解をした方が良いですね。

例えばですが声優事務所の大手である81プロデュースの養成所・81アクターズスタジオ東京校本科の2021年度生募集要項内の入所規定1で「高校卒業程度の学力を有し、入所時点の4月で26歳までの心身ともに健康な男女」との記載があります。

81アクターズスタジオHP

81プロデュースは基本自社の養成所経由で所属者をとっているので、27歳以上の方で81プロデュースに所属したいと考えた場合には別ルートでのかなり難しい道となります。

一方で青二プロダクションの養成所である青二塾の募集要項に目を向けてみると年齢制限の記載がありません。

青二塾入塾案内

とはいえ入塾試験はもちろんありますし仮に合格して入塾となったとしてもその後青二プロダクションに所属できるかはまた別問題ですし、HP記載のジュニアタレントを見ても若めの方が多く年齢が高めの方は統計的に見て中々難しいともいえます。

 

専門学校に目を向けてみると基本的に年齢制限がないところが多いですが、

専門学校から直接大手事務所に所属するケースというのはあまりなく、全日制であれ夜間であれどちらかというと「養成所へのオーディション」というケースがほとんどです。

無論素晴らしい素質で即戦力と判断された場合には例外的なケースもありますが、大手事務所で養成機関を持っている場合には大体が自社の養成機関から所属者を選択します。

専門学校から直接事務所に所属するケースはあまり多くなく、また合格したとしても自社の養成機関がないプロダクションや講師として所属タレントが教えている事務所がほとんどです。(それが良い悪いとかの話ではなく)

 

結局のところピンポイントでここ!と決め打ちするか浅く広い選択肢を持つかの差ですね。

もし養成所と専門学校どっちがいいですか?どっちが近道ですか?と聞かれたらケースバイケースではあるという前提ではありますが私は養成所をオススメします。

どこでもいいからプロダクションに所属する…ということでいいなら専門学校ですが、ぶっちゃけひどいプロダクションなんかも存在してて、すでになくなった事務所ではありますが過去にスーパーの試食販売の売り子の仕事などもマネージメントしてたってとこもありましたw

また大手に所属したいと考えた場合には先ほども書いた通り、専門学校→養成所→プロダクション所属 というケースがほとんどなので正直なところ養成所のオーディションを直接受けた方が賢明だと思います。

結局その人次第ですが…

役者という職業は経験と研鑽を重ねることで演じられる幅が増えますが、一方で実年齢ベースの若さというのもタレントとして考えた場合に大事と考えるプロダクションもあるでしょう。

実際ここ20年の声優史を振り返ってみても一般メディアへの露出が大幅に拡充されアイドル化も進んできました。

30代の方が「アイドル声優になりたいから大手プロダクションに入りたい」と考えたならばそれは非常に困難な道のりではあると思いますが、「アニメに出たい」とだけ考えたならばまだ可能性は大いにあると思います。

現在の売れっ子声優の中にもたくさんの専門学校卒業生がいますし一括りにはできませんが、年齢というハードルがあるならば可能性にかけて最短ルートを進むことを私はオススメします。

未分類

Posted by radioweb